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『てかオティヌス』
『ん、なんだ?』
『来週から学校いくことになるから編入手続きとかあるんだよな』
『ふーん、ふ?ん?ん?』
『つーことで今から学校行くぞオティヌス』
『は?どういうことだ、聞いてないぞ』
『人類が魔人に与えた最大の罰は?』
『グ・・・、』
『幸せな世界を最も近い場所で永劫に眺める、だろホラ、学校も勉強とかめんどくさいけどさ楽しいぜ結構な』
『いや、しかし平気なのか?このわたしが』
『俺の保護観察の上でな、それが俺たちがオティちゃんに贈る罰ってこと』
『誰がオティちゃんだ!!』
ゴキッ!!
『イテ!イテテ!やめろオティヌス!!悪かった!!!』
『それで話を戻すが戸籍のようなものはどうなっている』
『上条オティヌスで登録されたみたいだぞ、一応な』
『いっしょの、名前か』
『そんながっかりするなって襲われる心配もほぼほぼないだろう』
『そんなこと話してないでたったと飯作れトゲトゲ頭』
『なんだよその呼び方・・・せいぜい名前で呼んでくれ』
『飯作れと、と、と・・・』
『ん?』
『その、なんかあれだな意外と恥ずかしいものだな、名前で呼ぶのは・・・』
『何照れてるんだ、らしくないなー』
『慣れてないんだよこーゆー“幸せ”ってやつに』
『オティヌス名前を呼んでくれ』
『料理、作ってくれ・・・とうま』
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