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「おい、祐理!起きろ!」
ゆさゆさと体が揺さぶられる。
まだ頭がふらふらする。
「むぅ。」
「寝てる場合じゃないだろ。早く起きて自分の体を見てみろ。」
僕の体?大悟は何を言っているんだろう。
頭の上からペタペタ触っていき、手が胸のあたりを調べた時完全に目が覚めた。
「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
あるはずのない柔らかいものがついている。
ついでに声まで少し高くなってる。
さっきとは違う意味で頭がふらふらする。
さらに下の方まで手を伸ばす。
「あるっ!ない!僕の体に何が起こってるの!」
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