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「それで、僕たちはどうすればいいんだろう。」
辺りには森が広がっていて、人の営みの形跡はない。
そもそも人が存在しているのだろうか。
「おかしいなぁ。」
「どうしたの。」
「いや、俺が読んできた異世界に行く話だと主人公がスゲー強くなってるんだよ。特別な力を持ったりしたりするし。」
「僕たちには無いよね。」
とりあえず森を抜けて民家のあるとこまでいかないと。
「いやっ、何か絶対ある!そうじゃなきゃ…。」
「そうじゃなきゃ…?」
「野垂れ死ぬ。」
「大変だね。」
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