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「むん、どぅす?なんだそれ。」
「この世界の名前なのかな。あっ、文字が消えちゃう。」
すうっと消えた文字の代わりに違う文章が浮かび上がる。
『私はこの世界の解説書だよー。聞きたいことがあれば何でも聞いてねっ☆』
「なんだろう、このふざけた文は。」
「いや、ツッコむとこが違うぞ。」
「ごめん、いろいろありすぎて頭の処理が付いていけてないみたいなんだ。」
『ねーねー無視なの?私無視されてるの?』
「会話ができるのかっ!」
『もっちろんさー。なんたって私は神が作った神器だからねー。』
もうあきらめた。追いつけない。
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