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ふらふらと揺れながらも土煙に近づいていく。
しかし妙なことに、その土煙は収まる様子はない。
「あれって本当に土煙なの?」
『魔法に決まっているだろっ☆』
「…魔法なんてあるんだ。」
いや、薄々は気づいていたけどね。
『当然じゃないのー。大悟くんはあの中みたいねー。』
「入っても大丈夫なの?」
『真上からならオーケーだよっ☆。』
なるほど、真上からだとぽっかりと穴が開いているのが見える。
『あそこが魔法の隙間だよー。ってことでレッツゴー。』
急降下して、穴に突っこむ。
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