異世界の皆さん、こんにちは

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「大丈夫だって。祐理が襲われそうになったら俺が助けてやるからさ。今の俺は誰にも負ける気がしねぇからな。」 そういってくれた親友は、いつもよりほんのちょっぴりかっこ良く見えた。 「…うん、ありがとう。」 やっぱり大悟は頼りになる。 くぅ~ 「…あははっ。」 なんてタイミングで鳴るんだろうか。 やっぱり恥ずかしいけど、でも今度は少しだけ笑うことができた。 「あっはっはっは、早く飯が来るといいな。」 「うん。」 話していると、ソルさんが食べ物っぽいものをたくさん持って走ってくるのが見えた。 「これが異世界に来てから初めての食事だね。」
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