はじめまして、村人さん

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ソルさんを狙って待ち伏せしていることといい、黒ずくめといい、昼間見た集団の仲間と考えてよさそうだ。 「早くソルさんを助けないと!」 「分かっているが、先にお客さんだ。」 大悟が見ていたのは村から出てきた集団だ。 彼らはまっすぐにこちらへ向かって来る。 「やっぱり誰でもここに陣取ってると思うわな。でも祐理に気が付かないってことは魔法を扱える奴はいないんだな。」 「魔族と分かってたら、戦いなんて仕掛けないんだっけ?」 「そうそう、虚をつくぐらいじゃないとな。」 ソルさんが実せ…言っていたことだ。
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