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「…!…………!!」
近くで聞いたことのない声が聞こえる。
とても美しい声だけど、誰かに怒っているようだった。
「なん……だ!……じゃ駄目…ろ。」
「も…良い!ひと……変え………え!!」
薄く目を開けると、白い羽が背中に生えた女の人が短剣を僕に向けて振りかざしているところだった。
ザクッ。
避けることもできなかった僕の胸に短剣が突き刺さるが、不思議と痛みはなかった。
しかし、かわりに強力な睡魔に襲われ再び意識を失った。
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