442人が本棚に入れています
本棚に追加
「あの、僕のせいかも、だからあまり白弥さんを責めないであげてください。」
「あなたの魔力に押し切られそうになったシロが悪いのよぉ。」
「ひっ。」
おずおずと夜々をなだめようとしたけど、振り向いた夜々さんの瞳に睨まれて思わず悲鳴が漏れる。
「あなたはちょっと部屋に戻ってくれないかしらぁ。私たちはすこーしだけオハナシしてるから呼ぶまで待っててねぇ。」
こくこく
必死に顔を縦に振る。
そしてダッシュで逃げる。
アッ――――――――!!!
部屋に入る前、白弥さんの悲鳴のような声が聞こえたが気のせいだと思いたい…。
結論、夜々さんは非常に嫉妬深い
最初のコメントを投稿しよう!