プロローグ

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眉間を押さえ蹲る。 そして、すべてを投げ捨てるように頭を振り、闘志を奮い立たせる。  イメージを右手から放出させ、更に念を込める。 このプロジェクトが成功すれば、オールド・ヒューマンどもも我々を愚弄してきたことを後悔するだろう。 もう、僕を悪魔などとはいわせない。 ゴッドとともに我々は神を超える存在になるのだ。 眼光を更に鋭くして、イメージという波動は映像となり実体化されていく。 『宣告の矢』 にすべてをのせて…
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