第1章

11/14
前へ
/14ページ
次へ
12月ー。 今日はクリスマスイブ毎年この街には、イルミネーションが飾られて綺麗なんだって!そして、広場にある大きなクリスマスツリーが夜になるとものすんごく綺麗らしよ。 私は今日奏空と約束をしていてお昼から遊ぶ予定! 待ち合わせ場所は、あの大きなクリスマスツリーの下。 今日私は奏空に、プレゼントを渡すんだ。 それはね、私とおそろのマグカップ! 「お待たせ~。」 「美穂!今日はいつも違うね。」 「あんまりオシャレとかしたことないから、可愛い?」 「うん。可愛いよ世界一。」 今日はぎっしりと予定が詰まっていて。 お昼は、プレゼントを渡すんだ。 「奏空。これプレゼント!」 「マグカップ?」 「うん!おそろいだよ!」 「マジで?すげぇ嬉しい!」 「私も嬉しい!」 「美穂。これ俺からもプレゼント。」 「わぁ、可愛い!ネックレス?」 「うん。気に入った?」 「ものすごく!一生大切にするね!」 そして、あっという間に夜になって、帰る時間になった。 私たちは、あの大きなツリーの下でバイバイすることにした。 「奏空今日はありがとう!ものすごく楽しかった!」 「俺も。」 「じゃぁ私はもうすぐ帰らないといけないからじゃぁね。」 「美穂ちょっと待て!」 ふわり。 唇が重なった。 「これは、俺からのもうひとつのプレゼント。」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加