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9月ー。
9月は私の誕生日があるんだ。今日はその誕生日でクラスみんなで、
お祝いしてくれるんだって。
パーティーが始まった。
「美穂さんはいこれプレゼント。」
奏空君がきれいにラッピングされた箱を渡してくれた。
「ありがとう!」
私は飛び跳ねた。
「なに?イチャイチャしちゃって。」
心春ちゃんが睨みつけてきた。
そして、心春ちゃん率いる女子が、
「奏空君はあなたみたいなブスよりも、心春ちゃんの方がお似合いと思うけど?」
グサッ!
私の心に、針が突き刺さった。
そして、そこからどんどんどん水が溢れてくる。止まらない速さで溢れてくる。
すると、ピタッと水が止まった。
それは、奏空君がこういってくれたから。
「周りから見たらお似合いじゃないかもしれない、でも俺は美穂さんが大好きだよ!」
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