はじまり,はじまり

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え・・・何・・・?この人 なんか急に黒いオーラ出しながら笑い始めたんですけど・・・。 それでもサマになってるのはイケメンだからか。 イケメンなんて・・・!!! 「自ら茨の道を行く、人生を楽しむためにも大切なことですもんね。」  ・・・なんか自問自答してるうちにあの人?どんどん黒くなってね? この人怖い。 「フフフ・・・。」 「一体何なんだ・・・。」 俺がそう言ったのと同時に神様はパチンと指を鳴らした。 「では、貴方には修行をしてもらいます。」 え、そういうのって、小説とかでよくあるポンと渡せるものじゃないの? 「そういうわけにはいきません。それじゃ私のポリシーに反します。 しっかり基礎中の基礎からたっぷり叩き込んであげますから。 ああ、安心してください。生温いの、私嫌いなので。」  どうしよう。すごく嫌な予感しかしない。 俺は顔を引くつかせながら言った。 「キツそうなものはちょっと・・・」  神様は真顔になった。 「何言ってるんですか。」  そして 「世界最強になりたいんでしょう。」  ニタリと笑った。  俺、人生積んだかも。
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