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竜馬
《実はな、敷島のジジィがお前を呼んでんだよ。俺も一応ジジィの研究室にいんだが、なんなのかは知らねぇんだよ》
竜牙
「何か嫌な予感がするけど、とりあえず向かうから」
竜馬
《分かった》
プチ!
竜牙
「敷島のじいちゃんの事だからまぁた無茶苦茶な実験かなぁ(´Д`)」
そう愚痴って、何時も着込んでいる赤色のジャケットを羽織、そして親父のお古だが、俺の宝物である少しボロボロの赤いマフラーを首に巻いて敷島のじいちゃんのいる研究室に向かうのだった。
☆
~ゲッターエンペラー艦・敷島博士の研究室~
敷島
「ヌハハハハ!待っておったぞ竜牙!」
竜牙
「そのウザイ位のハイテンションをどうにかしたらどうなんだ?敷島のじいちゃん」
敷島
「これは儂のマイクオリティじゃからなの!イヒヒヒヒヒヒ!!」
そう言って笑うのはこのゲッターエンペラー艦随一の武器発明家であり、そして超マッドサイエンティストの頭に二本のプラグコードが生えたじいちゃん「敷島博士」である。じいちゃんは身体をサイボーグにしている。そんな敷島のじいちゃんに苦笑いし、傍らにいた親父を見ると頭を抱えていた。
竜牙
「ところで、一体何の用なんだよ敷島のじいちゃん?」
敷島
「用っというのはお主にちょっとした転移装置の実験台になってもらいたいんじゃよ。なぁに、軽く格納庫に飛ぶ程度の物じゃよ」
竜牙
「まぁ、それなら良い………」
そう言って俺はその装置を見ると、それは……超見た目が怪しさ満点の装置だった!?
竜牙
「ヤバさプンプン!?」
ガシャンガシャン!
竜牙
「ああ!?何かサクサクと進んでる!?つうか、本当に安全なんだろうなじいちゃん!?」
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