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シャワーを浴びて制服に着替えて家を出る 「母さん行ってきます」 リビングにいるであろう母親に 挨拶をして扉を閉めた 母さんは俺と目を合わせない 会話もしない それでも俺は毎日欠かさず 声をかける そうしてないと [榊 蒼太(サカキ ソウタ)] 俺って人間を見てくれない気がするから 階段を降りると太陽が俺の目を刺激する 「あっつ…」 最悪だ。あり得ないだろ どんな日差しだよまったく 「シャワー浴びた意味ねーじゃん」
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