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優樹side
ジリリリリ…チン
目覚ましが鳴り、眠気をこらえつつ起き上がる。
Γあ゛ぁ、っばいなーこれは。」
自分の声がかすれ、瞼に触れると腫れているのに気づく。
Γ冷やさないと…。」
いつもとは違う朝。いつもはこんなに声もかすれてないし、顔も見てられないくらいヒドくはない。……いや、ちょっと盛ったかもしれないけど、普通の寝起きの顔よりはちょっと悲惨なレベルだ。
どうしてこんなことになったか、そんなことは自分が一番わかっている。初めからわかっていて自分の覚悟が足りなかっただけ。 ただそれだけ。
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