第1章

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「あぁ いるよ ちょうど昼飯時間に入るから 姉ちゃん あっちで待ってな」 顎で示されたのは 気持ち程度の日陰がある 自動販売機 私はお辞儀をした そして彼を 呼んでくれる 「おい キョウヤ!! お前に来客だ」 ビルの3階から はい、と 顔を出したのは 日焼けと 黒髪と 鋭い眼差しが 印象的な 初めて会う シンヤの弟だった
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