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「あぁ
いるよ
ちょうど昼飯時間に入るから
姉ちゃん
あっちで待ってな」
顎で示されたのは
気持ち程度の日陰がある
自動販売機
私はお辞儀をした
そして彼を
呼んでくれる
「おい
キョウヤ!!
お前に来客だ」
ビルの3階から
はい、と
顔を出したのは
日焼けと
黒髪と
鋭い眼差しが
印象的な
初めて会う
シンヤの弟だった
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