暖かい顔

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空は何故あんなに雄大なのか 僕は考えたことがある でも 幼い僕には わからなくて 僕は悶々としていた ちっぽけな僕の考えは その雄大すぎる空に 全て飛ばされるような気がして 空は何故あんなに雄大なのか 僕の考えなんて それには到底及ばない 僕の考えとか悩みとか もう何もかも吹き飛ばして 僕を守ってくれてるのかな 僕を見てくれているのかな 僕は空に向かって 叫ぶ 叫ぶ 僕の声は また何かに 消されて とんでいってしまった 雨が降り始めた頃だ
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