第1章 出逢いは屋上で…

2/9
前へ
/12ページ
次へ
ピピピピっ… 「さや~、朝御飯よ~、おきなさーい」 ―午前7時15分― いつもと変わらない時間に目覚ましが鳴り響くと同時にコンコンッとドアを鳴らしながら母の声が部屋に響き渡る 私は、野々木 さや。高校3年生 いつもと変わらない学校への支度 いつもと変わらない朝食 いつもと変わらない通学路 いつもと変わらない視線 いつもと変わらない… ラクガキでいっぱいの机
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加