第1章 出逢いは屋上で…

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話しかけてみようとした 「っ……」 何を話すか決めていなかった… 言葉が出てこない 教室に戻ろうと立ってみた …でもあの空気の中には戻りたくはない フェンスにもたれズルズルと座り込む 「…先輩」 と言い、目の前の男は顔を真っ赤にし、うつ向きながら私にひとさし指を指した
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