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新しいお家は、今までいたお店と全然違う雰囲気の場所。
コンクリートの柱や壁があるデザイナーズマンションで、床は全部クッションフローリング。
ボクはクッションフローリングがあまり得意じゃなくて、その上を歩こうとすれば滑ってジャンプに失敗してしまう。
ケージが置かれたのはリビングの窓際。
東向きで朝陽が差し込むこの窓のカーテンが開けられるのは、いつも6時から7時に掛けての頃だった。
ママは週に3、4日郵便局でお仕事をしている。
お家の傍にある駅から電車に乗って2駅先の地域にある職場に向かうのは、大体朝の8時半頃。
パパは保育園の保育士さんで、お仕事に向かう時間は月によってばらばら。
だけど、毎朝ボクのケージを掃除してくれて、ご飯を用意してから仕事に出掛けていった。
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