ようこそ、僕のセカイへ
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「赤いゲートをくぐったね?」 やはりあの“赤”はこの世界への口だったのか。 そして、“僕”はそれを見ていた。 わたし以外は闇の一部だったからどこかで見ていてもわからない。 誇らしげな色が黒から滲み出ている。 顔を見る限り、人間。 体を見ても人間。 ただ、“僕”は…… .
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