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……ん。
……天井?
「……!?」
身を起こし辺りを見回す。
私、寝てしまったんだわ。
「…悠斗?」
悠斗の姿が見当たらない。
ベッドの傍で落ちていたキャミソールワンピースを着て寝室から出るとリビングへと入る。
「起きたか。よく寝てたな」
「…今何時?」
「八時だ。体調は平気か?」
「ええ、平気。気にかけてくれて有難う。良い匂いがする。何か作ってるの?」
「適当だがな」
悠斗のいるキッチンへと入ると、悠斗は目玉焼きとウインナーを焼いていた。
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