第1章

3/4
前へ
/4ページ
次へ
《.........俺は死んだのが?あはは。し下らない人生だった。俺が何をしたんだよ?何で、俺がこんな目に逢わなきゃ行けないんだよ.....。 もし、神様がいるんだったら現れよ。頼むよ。》 少年が愚痴を垂らしていると耳元から女性らしき物の声がする。 《 _______誰だよ?》 《........................................》 《其処に誰がいるのか?》 《..............................》 誰も返答し無い。其れに対して少年は怒り狂ったように吼える。 《一体、其処に誰が、要るんだよ!応えろよ!気味が悪いったらありゃしないぜ!とっとと俺の前から姿を現しやがれ!》 その言葉(こたえ)に問おうったのか眩しい太陽な光が少年を慎む。 《何なんだ.....この暖かさは。まるで母が抱きしめたかの様な温もりは.....》 《葛原 帝亮(くすはら だいすけ)貴方は生まれ育った故郷<ちきゅう>で死んだのです。》 (女性?)声の主の方に身体を向け葛原と名乗る少年はこう語る。 《俺が死んだだって?何を寝ぼけた事を言ってんだよ!俺は今こうして喋てるし生きてるじゃないか!?つーかよ証拠見せろよ。証拠を》 (女性?)声の主に俺が死んだ事を証明しろと要求する。その質問に呆れたのか声の主は残念そうな溜息を吐く。 《貴方は死んだ瞬間を体験した筈ですよ?貴方はまだ、分からないのですか?其処まで神経太図なんですか》 その言葉に苛々したのが葛原は等々キレる。 《うっせえよ!うんなもん言われなくっても分かっている!其れよりも俺は本当に死んだんだろうな!どうなんだよ?!》 《貴方さっきからしつこいですよ?先程私が言った通りです。》
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加