第1章

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「私 すごく好きな人が できたの それが キョウヤさんの 兄だったの すごい偶然だよね」 私たち 離れてからも 繋がってたのかもね 「シンヤは… いつも何かに 囚われてて それは いつも キョウヤさんのことだった」 「…知ってる」 くぐもった声が 部屋の奥から 聞こえた 「…キョウヤも いつも お兄さんのこと 気にしてたから」 クレアの声が かすかに聞こえた
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