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「私
すごく好きな人が
できたの
それが
キョウヤさんの
兄だったの
すごい偶然だよね」
私たち
離れてからも
繋がってたのかもね
「シンヤは…
いつも何かに
囚われてて
それは
いつも
キョウヤさんのことだった」
「…知ってる」
くぐもった声が
部屋の奥から
聞こえた
「…キョウヤも
いつも
お兄さんのこと
気にしてたから」
クレアの声が
かすかに聞こえた
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