初作だったハイファンタジー『紅の鳳凰』

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ぶっちゃけた話、セキとミヤ以外の3人は本当の思いつきで名前決定していました。苦笑 メンバーの中で最年少(物語序盤では)だったシフトは、タイトル『紅の鳳凰』をまんま背負っているようなキャラだよなと、最近思いました。“紅”はマカボルンが紅い石という事もありますが、“血”を連想させるほかにも、彼は“召喚獣・フェニックスの片割れ”という設定からですかね。ただし、“鳳凰”はミヤや彼女の父親の事も入るので、一概にそうとも言えませんが…。コミカル面では、すっかり「女顔美少年」がからかいのネタになってしまったようです。何故なら、2回も女と間違えられたから。笑 物語中盤で、メンバーで最年長と判明するのですが、確かに精神年齢は高い。生前は恋人もいたし、バリバリ働いていた科学者だったし。記憶を取り戻してからは「皆を見守る」みたいなポジションになってきていたシフトでしたね。 2.物語の設定あれこれ ●いろんな所で役立った仕組み「旅人制度」  この制度は皆麻が考えたオリジナルな決まり。国によって旅人が滞在できる期間・待遇される内容などが異なり、滞在期間を長くするならば、その国の国籍を得なくてはならない。この仕組みは第二章の時に考え付きましたが、後々の結果で良い結果になりました♪第六章での武具大会前の決まりや、第八章でレンフェンに入国する前のエピソード等など…物語本編のいろんな所で思わぬ伏線?になり得たようです。 ●“混ざりもの”の時間の流れ方  ミヤやフィズにいえる人間と魔族の混血児・通称「混ざりもの」。彼らの歳のとりかたは普通の人間と少し異なると本編で触れましたが、その年月の設定について。ミヤの場合、人間の5年分を1年として年を取るため、見た目年齢を18と設定していた彼女は実際は90年は生きている事となります。フィズに関しては…具体的な事は決めてませんが見た目年齢が23歳。ミヤが「自分より長く生きている」と言っているため90年以上…最低100年は生きているといった所でしょうか。ただ、これ以上具体的に決めると計算合わなくなりそうなので、そういった曖昧な設定で終わらさせて戴きました。 ●ミヤの母親・アクトの生前と死後
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