少女

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けれど、その男の子は、大きなお家の息子で、女の子とは、住む世界が、違っていました。 女の子は、男の子のきらきら輝く自信に満ちた華やかな雰囲気にあこがれを感じていました。 けれど実際は町で何度かすれ違ったくらいで、話をするどころか、名前さえ知らないのでした。
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