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「元々は“Ruby and Diamond”のコピーバンドやってたんだろ？
ヴォーカル・YULIの声質と似てるんだよな、お前。
本当はCHAR-COみたいな声で歌えたら理想なんだけど、さすがにそこまで頑張ったら喉壊しちまうよなぁ。」
私の隣に腰を下ろし、弾は今日のライブの反省を始めた。
私が歌い弾がギターを弾く。
バンドの演奏に慣れていたため、アコースティックギターの音のみで歌うのは初めてだった。
だけどさほど緊張せずに歌いきる事ができたのは、過去に行ったライブの経験が私の昂る気持ちを落ち着かせてくれたからなのかもしれない。
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