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「全てを話して欲しいし、
一緒に向き合いたいと
思うんじゃないか?」
まるで聞き分けの悪い子供を
諭すように言われた自分が
無性に恥ずかしく感じた。
「…はい…」
「うん。
この会社がなくなってもな、
俺たちみんなが終わる訳じゃない。
小さくても新レーベルを
立ち上げるって方法もある。
あいにく俺はそこそこの
金持ちだからな」
冗談ぽく言った近藤部長だけど
その瞳から伝わって来るものは
とてつもなく熱い。
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