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宮園様も最初は痛みに堪えていた俺に戸惑っていたみたいだが、俺の『大丈夫』という言葉を信じてくれたらしい。
動きを止める事無く全部収め終えると。
「コウ……」
しっかりと俺の身体を抱き、まだボディーソープの泡の残る首筋に口付けた。
「んぁっ……はぁっ……」
壁についていた手で拳を握る。
俺、宮園様……唯が好きだ。
唯に与えられた痛みですら、嬉しいと思えてしまうくらいに。
「ゆっ……唯っ! 好きっ……」
ゆっくりと半分程引き抜いてから、またゆっくりと奥まで突き上げる。
その動きの最中にも宮園様は俺のモノを掌で包むように握り、萎えかけていたソレを扱いていて。
「ぁあっ……唯っ……!」
「コウ……!」
前と後ろから同時に与えられる刺激に痛みより快感が勝り、あっという間に身体を震わせてイってしまった。
「ふっ……んんっ……」
その直後に感じたのは、お腹の奥に広がる熱。
あ、宮園様もイったんだ。
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