バレンタイン

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それからまた宮園様に身体を洗い直されて、湯船に浸かる間も無く宮園様に支えられてお風呂場を出る。 着替えを用意してなかったからバスタオル一枚で。 そのままベッドに押し倒されて、宮園様に。 「今度はちゃんと顔見ながらしてぇ」 と言われたら断れなくて、布団の中で第2ラウンド。 俺、もっと体力つけないとな。 一回しただけでもしんどいのに、二回もしたら力尽きてしまったし。 「んっ……」 目を覚ますとまだ部屋に照明がついている。 今、何時だ? もぞもぞと身体を起こすと、宮園様はベッドの脇に腰掛けていて。 「起きたのか?」 まだ寝惚けている俺の頭を優しく撫でた。 「お腹空きました」 「そりゃ、晩飯食ってねぇからな」 部屋の真ん中に置かれたテーブルには、晩ご飯に用意したおかずがそのままで残っている。 .
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