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「ぁっ……ダメ……っ……」
包み込むように握られて上下に動かされると、それだけで達してしまいそうだ。
宮園様に触れられるだけで興奮してすぐにイッちゃいそうになる。
自分で触ってもそうはならないのに。
情けないな、俺。
「はっ……ぁっ……宮園さまっ……」
前だけの刺激もいいけど、後ろも触ってほしい。
俺の首元に顔を埋めている宮園様の肩を押して引き剥がし、ローションのボトルに目を向ける。
手を伸ばしてボトルを取り、宮園様の前に差し出した。
「あ、あの、コレ……」
どう言えばいいんだろう?
恥ずかしすぎて言葉が浮かんで来ない。
「使って……」
「ん?」
「その……後ろも……」
もうダメ!
恥ずかしすぎて死ぬ!
頬が熱くて宮園様の顔を見られずに俯くと、宮園様が「あぁ」と察してくれたらしい。
俺の手からローションのボトルを受け取り、キャップを外して指先にローションを垂らした。
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