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「転・・・校?」
老婆は少女の言葉に驚きの表情を見せる
「聞いておらんだのか・・・」
「ま・・・待ってよ。冗談でしょ?」
「今朝発っていった。まさか、あの子は言っているものだと・・・・」
老婆は悲しげな表情を浮かべた
「ははは、そんなはずないよ。あいつが私を一人にするはずが・・・ない」
玄関を飛び出す少女
「葉月!!」
「そんなはずない!!!」
少女は隣の民家に足を入れた
そして
力なくその場に座り込む
「あはは・・・本当だ。何にもない」
少女は涙を流した
「また一人・・・・だ」
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