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あらあら、よだれがたれてる。
かわい~なぁ、もう。
あどけない寝顔を見て思わずにやけるよ。
ふふっ、チューしちゃえ。
真のほっぺに静かにキスをし、そーっと立ち上がる。
次は、圭介の番だな。
寝室へ移動し、毛布をひきずり持って来て圭介にかけた。
昨日、帰宅が遅かったから疲れてるんだろうな。
それなのに、真の面倒を見てくれて。
いつもありがとう、圭介。
それにしても昼間に寝顔を見るのなんて久々だ。
無防備に眠っている様は
何だか少年みたいな寝顔でかわいい。
「(お疲れ様)」
極々、小声で言った後、
触れる程度のキスを頬に落とした。
ゆっくり顔を離すと、圭介の睫がピクリとして……
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