番外編④ 新谷家のあま~い休日

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力が抜け、だらしなく開いていく腿は、 すでに圭介を欲しがってる証拠。 でも、 何とか絨毯に足の裏をつけ、 もう少し踏ん張るように指令をだした。 「(  圭…介……、これ、解いて……)」 屈するような情けない声で懇願すると 行為の手が止まった。 あたしの顔の真上に圭介の顔が来る。 「(ね? いいでしょ? もう、抵抗しないから…    だって、これ以上もがいたりしたら、 服が伸びて、着られなくなっちゃう)」 「(お気に入りだって言ってたもんね、これ)」 なぜだか意味ありげにくすっと笑う圭介。 「(うん)」 「(でも、解く気はないよ)」 「…っひゃ、ちょっと!」 納得して解いてくれるのかと思えば、 再び二の腕を掴まれ、耳の輪郭を舌でなぞりはじめた。
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