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そんな滑稽なやりとりの後、
「(七海、油断は禁物だよ?)」
ふいに圭介が不適切な笑みを出し、
ばっと起き上がったと思ったら、
次の瞬間には綺麗に組み敷かれた。
「…ひゃっ!?」
続けざまに、圭介があたしの服の裾に手をかけ、
脱がされた…!
かと思いきや、綺麗に剥ぎ取られたわけではない。
細身シルエットが作れるニットセーターは
手首の所で留められ、
あたしは万歳のポーズになっている。
しかも、
ニットセーターの余りの部分を
雑巾を絞る要領で捻り、
手首に巻いて器用にとめた……!?
縛り上げられた状態となり、手首が動かせない……!
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