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「(ちょっと、何これ!?)」
「(いい格好だね、七海)」
慌ててはずそうとしたんだけど、
圭介があたしの二の腕をがっちり掴み、
彼の5本の指があたしの腕に食い込んでいる。
「(この構図、そそられる)」
もう一方の手はブラの下をかいくぐり、
掌で弄ぶように胸の先端を転がしはじめた。
まさかっ、今、ここでするつもりなのっ!?
あたしが圭介に非難の目を向けても全然余裕の笑みで。
「(いいじゃん、真は今眠ったばかりなんだから。かるーく、2時間は起きやしないって)」
あたしの心中を察して答えが勝手に降って来た。
そりゃ、いつものお昼寝の時間だし、
大きな音をたてなければ起きないだろうけど。
だとしても、すぐ真横に真がいるのに……!
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