1244人が本棚に入れています
本棚に追加
「(だめだってばっ…!)」
「(こういうのも、スリルがあって楽しくない?)」
圭介はしゃべりながらあたしの体に舌を這わせ、
どんどん愛撫を重ねていく。
「(やだってば! 早くどいてよ!)」
膝蹴りを数回入れ、必死で抵抗。
「(例え起きて衝撃のシーンを見たってまだ小さいんだからわかりゃしないって)」
「(それでもやだっ!)」
小声ながらも少々きつめに言うと愛撫が止まった。
腕の拘束も解かれ、ほっと胸をなで下ろす。
あたしを跨いで覆いかぶさっていた圭介が上体を起こし、
あたしを上から覗き込んでいる。
――カチャッ
…あれ? 今の音………って、
ベルトをはずした音……じゃ……
最初のコメントを投稿しよう!