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「若いというのは本当に素晴らしいですね。元気が有り余っていて、見ているこちらまで溌剌としますよ。」
現在、ギルドの総務室。
あの後、結局レインを捉えることは叶わず、代わりに俺が元気溌剌としたギルマスにこってり搾られた。
ギルドを荒らしたというのはどうせ建前で、俺がレインをいじめていると錯覚したのだろう。酷く発奮して襲いかかってきた。
このロリコンジジイめ・・・。
「それで、何か用があったんじゃねぇのか。」
ギルマスの膝の上に座るレインの顔を見ていたら、余計イライラしてきた。
「ああ、そうでしたね。」
と、言いながら取り出したのは何かの書類。
「何だよそれ?」
まさか忘れてたんじゃないだろうな、と思いつつ先を促す。
「合格通知書ですが?」
「は?何の?」
「え?先日受けたじゃないですか。国立魔法学園の入学試験のですよ。」
学園?試験・・・?
そういえば、この前机に座らされレインと一緒に勉強させられたな・・・。
え?もしかしてあれが試験とやらだったのか?
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