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ーー雪花の部屋ーー
雪「・・・なんで麻友花ちゃんまで・・・」
私は家に帰ってもまだ落ち込んでいた
何故なら全て私が原因だからだ
そしてまたこの出来事の犠牲者は沢山いるのだ
落ち込んでしまうのも無理はない
雪「私もう誰とも会いたくな
い・・・」
そう言って私は抱えていた枕に顔を埋めた
ーー数日後ーー
オルガ「・・・おい。本当にお前大丈夫か?まさか自殺願望を抱いていないだろうな?」
・・・・見抜かれてる!?
私はまだ自分の部屋に引きこもっていた
雪「な、何を言ってるのです?私がそんな事願わないのでしゅっ!!」
あ、舌噛んじゃった・・・
オルガ「お前・・・言葉遣い変になってるぞ?(汗)」
うっ・・・
雪「分かりました・・・正直に言います」
そしてオルガが粘って聞いてきたので、しょうがなく今の気持ちを言った
そしたらもの凄い剣幕で怒られた
オルガ「お前っ・・・何度俺に心配掛ければ気が済むんだ!?」
雪「そ、それは・・・」
オルガ「いいか?お前は俺の物だ。例えお前が死にたいと思っても俺がお前を手放さない。分かったか!?」
雪「へ!?あ、はい!?」
良く恥ずかしい台詞をサラッと言ったな!?
あ、怒られてる最中だったんだ・・・
オルガ「分かったなら証拠を見せろ」
雪「・・・え!?」
そう言ってオルガはまだ怒っている様子だった
これ以上私に何しろと?
オルガ「おい、雪花。お前は俺の話を聞いているのか?」
何をすれば良いのか考えていたらいきなりオルガが私の腕を掴んで引き寄せた
オルガ「俺が教えると思ったか?調子に乗るな。」
雪「調子になんて・・・乗ってない!!」
オルガ「どうだか。とにかく証拠を見せるまで俺を呼ぶな」
オルガはそう言うと部屋から出ていった
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