9人が本棚に入れています
本棚に追加
[雪花の部屋]
オルガ「話とはなんだ」
雪「あ、あの時の事で・・・」
オルガ「・・・あの時?」
雪「う、うん オルガの物って証明しろって」
オルガ「あぁ。その事はもういい」
雪「え?で、でも!!」
オルガ「何回言ったら分かるんだ?もう話さなくていいと言っているんだ」
雪「....」
私はその理由がわからなかった
しばらく黙っているとオルガの方からため息が聞こえてきた
オルガ「....分かった。とりあえず貴様の捜している者には手掛かりを知っている」
と言った
雪「....え?なんでオルガが知ってるの....?」
私はビックリしてオルガを見つめた
オルガ「え?あぁ、その事は....あいつに聞いた」
とオルガが指を指した方を見るととても綺麗な女の人がいた
菊葉「あーあ。言っちゃったのね」
と楽しそうに言った
....この人誰?
不思議そうに見ていると女の人はそれに気付いた様で
菊葉「フフッ、やっぱりあの子が言ってた通り可愛いわね。あ、私は悪魔の菊葉よ。宜しくね」
と自己紹介してきた
....って悪魔!?また増えた....
まあ、もう驚かないけど
オルガ「....貴様まだ居たのか」
オルガがイライラしながら言った
菊葉「あら?酷い言い草ね。折角私が直々に情報をあげたのにすぐに教えてあげて....そんなにその子が大事??」
といきなり菊葉は真剣な顔で言った
オルガ「....そんな事は無い。俺は悪魔だ。」
....急にオルガの様子が変わった
何が?と問われると難しい
簡単に言えば雰囲気....かな?
菊葉「....それなら良いけどせいぜいあいつには気を付けなさい。その子は....選ばれた少女なんだから」
と菊葉は言った....選ばれた少女?
一体なんだろう??
そう思ってオルガの方を見ると....真剣な顔をしていた
オルガ「....貴様に言われなくても分かっている」
菊葉「それなら良いけど....じゃあまたね(・ω<)-☆」
2人「........」
菊葉はそう言って出て行ったあと私達は黙っていた
二人っきりでもあり余計気まづかった
そしてオルガは....私の方を見ると優しく笑いかけた....
そして
オルガ「お前は心配しなくていい」
と言った
雪「で、でも私にも出来る事....」
私が必死に尋ねていると
オルガ「....しつこいぞ何度もいっているがお前は俺の物だ大人しく俺に守られていろ」
とオルガはイラつき気味にそう答えたのだった
最初のコメントを投稿しよう!