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私の名前は彼岸雪花(ひがん ゆきか)
名前は物騒だがこれでもまだ十三歳の中学二年だ
…それに弱くて泣き虫だ
こんな私が虐めにあう理由は分かるが今日こそちゃんと言おう、憎しみなんて持っちゃダメだ!
「復讐すればいいのではないか」
不意に何か声がした
「気のせいかな?」
辺りを見渡すが誰もいない
「気のせいではない」
良く聞き取ると裏路地の方から声がした
「え…まさか本当に悪魔が…?」
といいかけた
それに答えるように目の前に派手な格好をした青年が出てきた
「俺の名はオルガだ。ったく余計な手間かけさせやがって…」
と名乗ったあと文句を言っている
雪「あ、私の名前は彼岸雪花です」
何故か私はいつもの癖で悪魔に挨拶をしてしまった…
「よし、契約成立っと♪」
「へ!?」
契約成立と言われてビックリした
「何を言っている?悪魔の事知ってるんだろ?悪魔に気安く名乗ってはいけないのは知ってるだろ?」
「…分かった。でも今日だけは何もしないでよ」
「分かった。でもお前の気持ち次第だな」
「?」
そして私達は学校へ向かった
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