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――[学校]――
「あ、ブスが来たぜー!」
「やーい!ブスは学校来んじゃねー!」
オルガ(これは予想以上だ。クラスの全体から虐めをうけているとは…)
雪「っ、…(今日もまた酷くなってる…)」
教室にある私の机はボロボロになり、その上にゴミがあった…
私は黙って俯いてしまった
「ゆ、雪ちゃん…?」
「五月蝿い!!!!麻友ちゃんは黙ってて!!!」
私は励まそうとしてくれた友達に八つ当たりをしてしまった事に気付き私は走って教室から出て屋上に行った
――[屋上]――
「ハァ…言えなかった…本当の気持ち…」
オルガ「…だから言ったではないか、復讐すればいいではないか、と」
「そうなんだけど…」
私は言いかけた時教室から悲鳴が聞こえた
「オルガ!何したの!?」
「…今のは俺ではない…ハッ!まさか!?おい、雪花行くぞ!」
オルガは慌てて私の手を引いて急いで教室まで走って行った
――[教室]――
教室に着くとそこにはクラスの皆が血だらけで倒れていた…
そしてそこには…貴族のような格好をした男が立っていた
「おい!ベルゼ!貴様一体何をしている!?」
とオルガが叫んだ
ベルゼと呼ばれた男はゆっくりと振り返った
「!!?」
私はその顔を見て驚愕してしまった…その顔には如何にも悪魔だったのだから…
ベルゼ「なんだ貴様かオルガ…その娘は!?まさか、な。あの方が探している娘ではないな…」
オルガ「おい、なんの事だ?あの方とは…!!」
ベルゼはオルガの話も聞かずにどこかに消えていった
オルガ「…そろそろここから離れた方が良さそうだな」
雪「う、うん…」
私達は急いで学校から離れた
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