アルメティア学園

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その後、一緒に登校していた少女2人は会話しながら、止めていた足を再び教室へと向け歩き出す。 この学園は国王が作ったアルメティアに一つしか無い学園で、名前もそのままアルメティア学園という。 その大きさはお城より盛大なもので、総勢10000人を超える生徒達の内15歳以上の4000人が全寮制とゆうあり得ない事が出来る学園だったりする。 寮は二人部屋で、フィーリアは隣を歩く少女と同じ部屋なので朝は一緒に登校する事が多い。 そしてレッドと相部屋の可哀想な人が 「やぁ、メルさんフィーリアさんおはよう!」 彼”ライト・S・ホワントス”。 学園一の人気者でフィーリアと同じ五星貴族の1人 そしてフィーリアとメルの両者が片想いをしている人だったりする。 お互いが実際に聞いたわけでは無いのだけど、フィーリアは少し顔を赤く染め、メルはライトの登場に少し慌てた様子で挨拶を返す。 仲の良い2人はそれだけで分かってしまい、お互いに言い出せない状態となっていた。 因みに、メルと呼ばれた少女。 金糸の様な髪は朝日に当たることでキラキラと輝いていて、二重瞼のぱっちりと開いた目には優しい瞳があり、友人からはよく童顔だと言われる少女。 彼女の名前はメルト・C・アルメティアといい。 この王国のお姫様だったりする。 そして、この物語は彼女を中心にして動いていた。
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