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レ「バカな!ドラゴン関連の依頼は少なくともSランク以上の依頼なんだぞ?そんな依頼を学生の彼女たちにーーー
「だーかーらー!俺が同伴することを条件に!って言ってるんだろ?」
ライケット君が声を荒げ、それにかぶせる様にしてカブツさんが淡白な声で制した。
レ「っ!いくらオーバーランクのお前が一緒に居るからと言ってもそんな事が許されて良いはずが…」
「無い?それは俺たちが決める事だ。俺たち”矛盾”の者達が…な。それを部外者…、ましてや学生にとやかく言われる筋合いは無い。それにこれは矛盾においてのルールだ。他のギルドでは例年通りとなっている。文句が言いたいのなら他のギルドへ行ったらどうだ?移動が面倒なら転移で送ってやるよ。……それに」
カブツさんが最後に小さな声で囁いた。
誰にも届かないはずのその声に、ライケット君だけが反応をする。
カブツさんはその反応を見て口角を上げ笑う。
両者が黙ってしまい、沈黙が数秒続いた後コナンさんが一つため息をすると私たちを見据えて告げる。
メ「さて、いきなりこんなルールを出してしまった訳だし、貴方達には考える時間を与えるわ。今から10分間、グループの皆で話し合いここで依頼を受けるか、他のギルドへ行くか決めてください」
それでは開始!とコナンさんが手を叩いた。
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