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ク「ふぁ~~…」
視界の先で3人の男女が集まり話し合いを始めたのを見て、時間を持て余す事となった俺は思わず欠伸をしていた。
メ「お疲れ様です。カブツ様」
そんな俺の隣にメイがやって来る。
この世界では珍しくは無いメイド服に身を包んだ彼女は、去年学園を卒業したばかりらしく、その若々しさがメイド服ともひじょーにマッチしている。実に俺好みである。
ク「めいー。そんな仰々しい言い方しなくて良いって」
メ「とんでも御座いません。マスターなら未だしもカブツ様にその様な事は…」
一応矛盾の中では俺より長であるマスターの方が偉いのだが…
俺は苦笑し、右隣の椅子をポンポンと叩く。
メイは一度お辞儀をすると、スッと音もなく隣に座った。
ク「今日は悪かったな。付き合わせてしまって」
視線を前へと戻すと、マリー以外の2人が言い争っていた。
メ「気になさらないで下さい。メイはカブツ様の役にたてて嬉しく思います」
ク「そうか、ありがとうな」
メイの頭を優しく撫でてやる。
別にやましい気持ちは無い…、
こ、これは感謝の気持ちなのだ!
決して女の子に触れたいとゆう欲望に溺れた訳ではないのだっ!
メ「んっ♪……」
メイは目を細め、嫌がる様子もなく撫でられてくれる。
あー、メイも可愛いなぁチクショウ
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