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ク「…もし貴方達が受けるつもりがないのなら私だけでも受ける」
クリアがチラリと此方を見て言った。
レ「…チッ。俺も受けてやる」
そこでここに来てからずっとツンツンしている少年、ライケットが割り込んでくる。
えー、別に受けなくていいし、むしろ受けんでくれ。
それに…。
黒「いいのか?ボロが出るかもしれねぇぞ?」
ニヤニヤと通常フェイスで言ってやると、ライケットに思いっきり睨まれた。
おー怖い怖い(笑)
黒「それで?お嬢さん方はどうすんの?」
ご主人とカナに問いかける。
まぁ、4人中2人が既に受けるといっているんだ。
ご主人とカナの性格上受けないとは言わないだろう。
マ「わ、私も受けさせてください!」
意外にも先に答えたのはご主人の方だった。
カナもそう思ったのか、少し驚いている様子だ。
カ「…私も受けるわ!」
そしてご主人に少し遅れてカナの参加も決定。
時間はかかったが予定通りの結果に俺は思わず口角を吊り上げる。
黒「さて、それじゃぁ行こうかね」
俺は椅子から立ち上がり目の前の3人を順番に見ていく。
最後に、3人の後方で成り行きを見守っていたレンディ先生に向き直り、彼も先生なら生徒が心配だろうと思い、とある提案をする。
黒「それでは先生、あなたは如何しますか?」
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