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随分遅くなってしまった。 肉体的にも精神的にも ボロボロだった。 ヒリヒリと 火傷のような痛みが 下腹部で主張していて それがまた 私をより一層疲弊させる。 思い出したくもない行為を 否が応でも 脳裏によみがえらされた。 あの悪魔は 私の身体を労わるなんて そんな人間らしいことは 絶対に考えない。
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