第1章

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「ブラウン警部補か。話はわかっていると思うが、サラマンダーの事だ。奴はその強大な魔力で、復活を果たした。わしらやあんたに復讐するつもりだ。1つ、手を結ぼうじゃないか?」 ブラウンは考えた。 「いいだろう。サラマンダーを退治するのに、いいアイデアはあるのか?」 「サラマンダーの魔力は、生きてるより増幅している。使い魔の人形たちを倒すのは簡単だが、サラマンダーを倒すのは難しい。キャサリン。」 初老の男は、まだ若い女を手招きした。 「その娘の名はキャサリンと言う。サラマンダーと同じく、魔法使いで、『吸魂』と言う魔法が使える。あんたが、サラマンダーの今使っている、仮の身体を倒したら、キャサリンが逃げるサラマンダーの魂を捕らえる。キャサリンは見かけは若いが、大した魔法使いだ。必ず力になるだろう。」 「よろしく、ブラウン警部補。サラマンダーのアジトは、ウィリーが掴んである。町外れの古屋敷よ。行きましょう。」
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