衝撃

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そんなことはいいとしても、 じゃぁなんで 私を営業部に呼んだの…? 社内にいること知ってたのに、どうして今まで言ってくれなかったの? もう、わけわかんない。 パソコンの前で、ただマウスを握りしめたままボーっとしていると、 マウスパットの上で 振動しだした携帯。 3回響いたメールの知らせに、 携帯を見ると ――望月課長―― えっ?裕? だらっと椅子に腰掛けていた体を、思わず座りなおして、 両手で携帯を握り締めると 受信ボックスを開いた。 “熱は?会社には行ってるのか?” ………。
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